妊娠が分かったら、まず最初に検討しておきたいのがマタニティウェアやマタニティショーツなど、これからお腹が大きくなる妊婦さんの為の服や下着です。
妊娠初期の頃はまだお腹も出ていないし、必要ないのでは??と思う方もいるかと思います。
妊娠初期の頃は、ほとんどの妊婦さんが経験するつわり。
実はこの時期からマタニティウェアを使っていた方がいいと言うのはあまり知られていないかもしれません。
胸が張っていていつもよりワイヤーが苦しく感じたり、吐き気などで体調が悪い時は締めつけのない下着を選ぶと少し楽に感じたり。
短いようで長い10ヵ月、デリケートなママの身体を包み込んでくれるマタニティウェア。
可愛いものから機能性抜群のものまで、手持ちの洋服と相談して、上手に買い足していきましょう。
マタニティウェアにはどんな種類があるの??
☆妊婦さんの身体に優しい下着編☆
マタニティハーフトップ
妊娠中にワイヤーの締め付けが苦しくなった時はノンワイヤーのものがオススメです。
授乳がしやすいようになっているものを選ぶと、産後も使用することが出来ます。
妊娠中、産後には肌が敏感になることがありますが、綿100%なので肌に優しいですね。
モールドカップブラキャミ
産前産後と長く使えるアイテムです。
丈が長くなっていて、ゆったりしているので締め付けもなく、冷え対策にも抜群です。
授乳機能がついているので、授乳もスムーズです。
授乳機能がついていないものとの違いはやはり素早く胸が出せること。
赤ちゃんが泣いていて早く授乳したい時、部屋が暗かったり、ママも授乳に慣れていないと焦ってしまいます。
授乳機能があると赤ちゃんを待たせずゆとりを持った授乳をすることができますね。
マタニティショーツ
イメージとしては今まで履いていたものの何倍も大きいショーツです。
お腹が大きくなるとその大きい面積で包み込んでくれます。
肌に当たる部分は安心の綿100%。
出血やおりものが分かりやすい白布です。
産じょくショーツ
産じょくショーツ、初めて聞く方も多いかと思います。
出産してからしばらくはかなりの量の悪露(おろ)が出るので、入院中はとても大きいナプキンを付けて生活します。
産後とはいえその頃はまだお腹も妊娠7ヶ月くらいの大きさなので普通のショーツだと小さい場合があります。
産じょくショーツは寝たままでもナプキンの交換が出来るので、入院中は数枚、必ず用意しておいた方がいいものです。
妊婦帯
可愛い柄のものが多い妊婦帯。
簡単に装着出来て冷えから守り、お腹を支えてくれるので腰をサポートしてくれます。
リラックスしたい時や就寝時にオススメです。
ワンタッチ妊婦帯
妊婦帯は、マジックテープで調節出来るものもあります。
こちらは産後に骨盤ベルトとして使うことも出来ます。
産後に開いてしまった骨盤を正常な位置に戻すことはとても大切なことなので産前から産後まで長い期間使うことができますね。
☆部屋で快適に可愛く過ごせるパジャマ編☆
マタニティパジャマ
最近のマタニティパジャマは本当に進化していて驚かされます。
両サイドにスナップ式の授乳口がついているので、授乳も楽にできます。
お腹を締め付けないゴム、素材は赤ちゃんとママの肌に優しい綿100%。
ポケットがついていて袖口がまくりやすくなっていて、家事がしやすく、産後は家で過ごすことが多くなるのでとても便利です。
可愛いデザインのものもたくさんあるので、洗い替え用のものと2着持っていると安心ですね。
パンツなしでも着られる90cmの長い丈で前開きタイプなので入院着にも最適です。
入院中は当たり前かもしれませんが診察が多いです。
☆外出の時に大活躍なアイテム編☆
マタニティレギンス、タイツ
裏ボア仕様なので暖かく肌ざわりが抜群です。
大きいお腹にも安心なゆったりしています。
ワンピースやスカートを履きたい時に冷やさないように大活躍です。
妊娠前と同じようなファッションが出来るのも魅力ですね。
マタニティタイツ
オフィスやフォーマルの時にオススメです。
色やサイズも豊富なので持っているととても便利です。
秋冬用のデニールのものもあります。
【妊娠→出産→入院→その後の生活を経験してみて】
ちょうど2年前に経験したのですが、妊娠初期のつわりの時に大活躍したのがマタニティショーツでした。
夏頃履き始めたのですが、冷房の冷たさからお腹が守られました。
私は帝王切開だったので下腹部に傷口があり、普通のショーツだと傷口があたってしまい痛かったので産後もしばらくはずっとマタニティショーツを履いていました。
スカートにタイツ、というスタイルも好きだったのでマタニティ用のタイツがあると知った時は感激し、こちらも産後しばらく愛用していました。
すごくお腹が楽でよかったです。
特に必要ないかな?と思っていた授乳口付きのパジャマも、退院してすぐに買いに行きました。やはり普通の服とは授乳のしやすさが全然違いました。
最後に産じょくショーツにまつわるお話です。
私が出産した産院はパジャマ、産じょくショーツ2枚、マタニティハーフトップ、ナプキンなど必要なものを準備してくれている所でした。
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すっかり安心しきっていて産じょくショーツを用意する事など考えていませんでした。
そしていざ出産になって、産じょくショーツに履き替えたのですが5分後に破水してしまい、1枚目をすぐに汚してしまいました。
その後の陣痛中すぐに2枚目も汚れてしまい。。。
結局足りなくなってしまい主人に買ってきてもらうことになってしまいました笑
たまたま産院の近くにお店があったのでよかったのですが、本当に想定外のことでした。
最終的には緊急帝王切開になってしまったので入院生活も当初の予定よりかなり延びてしまい、母親に面会の度に下着の洗濯をお願いしてしまいました。
産じょくショーツは3枚追加で購入しました。
経験しないと細かいことって分からないものだなぁと痛感したエピソードでした。
備えあれば憂いなし、です。
しっかり準備して、快適な産前、慌てない産後を過ごせると良いですね。