【出産準備品】赤ちゃんの肌着って?

プレママのみなさんは、出産前に産院から「出産準備品リスト」を渡されると思います。
リストの中でよく見かけるのが、肌着です。
大人用の肌着というとヒートテックなどを想像しがちですが、赤ちゃん用の肌着は違います。

肌着ってどういうもの?

肌着は赤ちゃんの服です。
はじめて聞く方には下着のようなイメージがあるかもしれませんが、部屋着のようなものだと思ってください。
赤ちゃんは病院にいる間、肌着とオムツのみで過ごすことがほとんどです。
(夏場や湯上りなど、おむつのみで過ごすこともあります)

肌着には
・上半身だけに着せる短いもの
・股下までのもの
・足の方まである長いもの
・半袖
・長袖
……などの種類があります。

夏場など気温の高い場合は短い肌着で十分ですが、寒い時には長い肌着を着せてあげましょう。
ベビー服を着るときは、その上から着ます。

また、肌着の留め方もさまざまです。
・甚平や作務衣のようにヒモで結ぶもの
・スナップボタンがついているもの

こちらは普段お世話をする人が使いやすいものを選ぶといいでしょう。
とはいえ、赤ちゃんが金属製のボタンにかぶれてしまうこともあります。
もしもかぶれてしまったら、プラスチック製のスナップボタンを使った肌着に変えるなどしましょう。

肌着の素材は?

肌着は、生まれたばかりで皮膚のうすい赤ちゃんのために、やわらかい素材で作られています。
特に綿100%のガーゼのような素材は肌にやさしく、洗いやすく、汗をよく吸うため、肌着の素材によく使われます。

では、赤ちゃんの肌着は綿100%のものでなくてはいけないのでしょうか?
実は、かならずしもそうではありません。

綿とポリエステルの混紡肌着は綿100%の肌着に比べて、乾きやすいというメリットがあります。
湯上り後すぐに綿100%の肌着を着せると、あっという間に湿ってベタベタと赤ちゃんのお肌に貼りついてしまいます。
混紡肌着は、速乾性や汚れの落ちやすさなどをセールスポイントにしています。
赤ちゃんのお肌に合うのはもちろんですが、お世話する人のライフスタイルにあったものを選びましょう。

それでも綿100%をおすすめする理由

大人でも、肌が弱ければかぶれることはあります。
高機能下着を使っていて、かぶれた経験はありませんか?
どれだけいいものであっても、自分の肌にあうかどうかが最も大切なことです。
アレルギーがあるかどうか、かぶれないかどうかは、実際に試してみなくてはわかりません。
それは、赤ちゃんでも同じです。

赤ちゃんはお母さんのお腹から出てきてまだ間もないので、まだ外に慣れていません。
お腹の中では羊水に包まれていたほどですから、皮膚もとてもうすいのです。
皮膚の厚さやうすさが実感できないという人は、自分の足のかかとの皮膚と、二の腕の内側の皮膚を比べてみてください。
厚さの違いが実感できるでしょうか。

デリケートな赤ちゃんのリスクを避ける意味で、まずはガーゼのような綿100%素材の肌着を選ぶパパママが多いようです。

オーガニック? 無添加? 無漂白?

綿100%と一口に言っても、さまざまな種類があります。

・オーガニック

農薬や化学薬品を使わずに栽培した綿花を使ったもの。

・無添加

糸や布にする際に、化学薬品の使用を最低限にしたもの。

・無漂白

生成(きなり)のことです。
本来綿花から布を作ると真っ白にはならず、生成のようなアイボリー色になります。
黒の点々も混ざって、ナチュラルな風合いになります。

 

家族にアトピーや皮膚の弱い人がいると、オーガニックや無漂白の肌着を選ぶことが多いようです。

何枚くらい用意するの?

産院からは10枚前後の肌着を用意するように言われることが多いです。
なぜそんなに枚数が必要なのでしょうか?

肌着は汗や涙やよだれで濡れたとき、授乳のとき、お風呂のときなどに交換します。
赤ちゃんが汗っかきなのに加え、オムツからはみ出したウンチやオシッコ、吐き戻してしまった母乳やミルクで肌着が汚れてしまうからです。
一般的な授乳は3時間おき。1時間ごとに飲みたがる赤ちゃんもいます。
そのたびに交換するとなると、それなりの枚数が必要なのですね。

退院してからは、赤ちゃんのお世話に洗濯も加わります。
ガンコな汚れが落ちないとき、ご家庭でつけおき洗いをすることもあるでしょう。
肌着はしばらく使うものですから、ある程度の枚数を用意することをおすすめします。

 

小さな肌着を見ると「赤ちゃんってこんなに小さいんだ」と実感がわいてくるものです。
お出かけの最中に探してみるのも、楽しいのではないでしょうか。

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