あったか~い機能性肌着……でもお肌には?

寒くなってくると、あたたかい機能性肌着が手離せなくなります。
肌着、タイツ、靴下、毛布など、さまざまな種類が出ていますよね。
俳句の季語になるほど、世の中に浸透しています。
ところが肌の弱い人が着ると、お肌がカサカサになってしまうことがあります。

 1.どうして乾燥してしまうの?
 2.化学繊維アレルギーの人は、意外に多い
 3.どんな肌着がいいの?
 4.乾燥したお肌のバリア機能は強くない

どうして乾燥してしまうの?

うすくてあたたかい機能性肌着ですが、吸湿発熱繊維という化学繊維でできています。
この繊維は汗などの水分を吸収して発熱します。
そのため、お肌から水分を奪ってしまうのです。

乾燥肌は油分や水分が少ない肌です。
少ない水分を化学繊維が吸収してしまうと、お肌がカサカサになってしまいます。
老人介護施設や保育園でも「機能性肌着に注意してください」とアナウンスしていることがあるようです。

化学繊維アレルギーの人は、意外に多い

化学繊維に触れるとかぶれてしまう人がいます。
皮膚が赤くはれたり、かゆくなったり、皮がめくれたり、あかぎれができたり……。
弱酸性のものを使っていても、化学物質でかぶれてしまうのはよくあることです。

たとえばイヤホンを使っていて、耳がかゆくなったことはありませんか?
イヤホンのシリコン部分にかぶれてしまう人は、意外といます。
シリコンはシャンプーなどの身近な製品にも使われています。

化学物質はとても便利で、たくさんの身近な品に使われています。
アレルギーになってしまうとその物質を避ける必要が出てきますが、何が原因なのかわからないまま、日常的に使っていることも多いもの。
アレルギーの原因を避けるためにも、自分や赤ちゃんの体質を知ることが大切です。

どんな肌着がいいの?

化学繊維アレルギーのある人にオススメしたいのが、綿100%や絹の肌着を使うことです。
元々、綿や羊毛には汗や水分を含んであたたかくなる性質があります。

赤ちゃんは体温調節が得意ではありません。
肌着であればガーゼ地が肌にやさしく、おすすめです。

ベビーランドでもガーゼ地の商品を取り扱っています。
サンデシカ 6重ガーゼケット 日本製
グランドール ファルスカ 3重ガーゼ2way掛けふとんカバー

乾燥したお肌のバリア機能は強くない

乾燥したお肌はバリア機能が弱いため、赤ちゃん馬油などで保護してあげるのがいいでしょう。
赤ちゃん馬油

冬はお肌が乾燥しやすい季節です。
乾燥すると肌がかゆくなってしまうので、ベビーオイルなどで保護して刺激から守ってあげましょう。

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