photo by Abigail Batchelder
前回は生後1ヵ月からの離乳食準備、5~6ヶ月ごろの離乳食初期についてのコラムを書きましたが、 今回は離乳食中期~離乳食完了期についてお話します。
(前回の記事はこちら:離乳食はいつから? お手軽レシピもご紹介!(1))
7ヵ月~8ヶ月たつと、だんだんと動物性のものが食べられるようになってきます。
鶏肉はささみからはじめましょう。鮭や納豆も食べられます。
卵がゆや、薄味の雑炊、おじやなどがオススメです。
すまし汁なども飲めるようになってきますが、まだ大人と同じ味のものは濃く、赤ちゃんには向きません。
大人用の味付けをする前に、赤ちゃんが食べる分を別にしておきましょう。
この時期は鮭も食べられるようになりますが、塩をふってある市販品もあるため、塩気の少ないものを選びます。
鮭のホイル焼きなどは一切れずつ包めば、離乳食と大人用の調理が一度にできます。
納豆はひきわり納豆を使うと、最初から小さい粒になっているので手軽ですが、 肌の弱い赤ちゃんはかぶれてしまうことも。食べ終わったあとにはしっかりふいてあげてください。
ゆでた鳥のささみを細かく裂いたものは、大人用の棒棒鶏やサラダにも使うことができるので、効率的に調理できますね。
バナナ、イチゴ、リンゴなど食べられるフルーツも増えてきますから、ヨーグルトをかけるなどしてデザートを楽しみましょう。
ただし、食べ物でアレルギーの出てしまう子もいます。少しずつ食べさせて様子を見ましょう。
万が一じんましんや肌が赤くなる等の体調不良が見られたら、お医者さんや保健師さんに相談しながら離乳食を進めてください。
photo by Yoshihide Nomura
鶏肉につづいて、豚肉や牛肉も食べられるようになります。
最初はそぼろなどで慣らしてあげるといいでしょう。
この時期になるとしゃぶしゃぶ用の豚肩ロース薄切りなども食べられます。
薄くて噛みやすく、脂の多すぎないものからはじめます。
慣れていけば、豚バラの薄切りなどもいいでしょう。
しゃぶしゃぶは、大人用にタレをつけて食べるようにすれば、家族そろって同じメニューが食べられます。冷しゃぶにすれば火傷の心配もありません。
ちょっと変わったところでは「クスクス」という粒状のパスタも、海外では離乳食に使われます。
この時期になるとミートソースのスパゲッティなども食べられますので、フードカッターなどで麺を短く切ってあげてください。
消化しにくいきのこですが、だんだんと食べられるようになります。
具合を見て、炊き込みご飯などを食べさせてあげましょう。
最初はエノキなどを細かく切って食べることからはじめ、様子を見ながらシメジやシイタケにも挑戦しましょう。
photo by Yoshihide Nomura
ホットケーキミックスが使えるようになると、蒸しパンやケーキなどレシピの幅が増えます。
今回はホットケーキミックスを使わない、カンタンな手作りおやつをご紹介します。
★さつまいもの茶巾絞り
さつまいもは5~6ヶ月から食べられるため、おやつにピッタリです。
蒸したさつまいも(電子レンジで構いません)を裏ごしして、布巾で丸く団子状にまとめればできあがり。
裏ごし用のキッチングッズがない場合は、目の細いザルを使ってもOK。
離乳食が進むと、お砂糖や水あめでほんのり味をつけることもできます。
イメージは甘さひかえめの、丸い芋ようかんですね。
★蒸しプリン
卵や乳製品が食べられるようになる9~11ヶ月ごろから食べられます。
牛乳、たまご、砂糖を混ぜて蒸します(電子レンジだと600Wで5分ほどでも構いません。ゆるいようなら、30秒ずつ電子レンジにかける時間を延ばしてみてください)。
蒸したかぼちゃを裏ごしして混ぜると、かぼちゃプリンにもなります。
かぼちゃの自然な甘さがあるため、砂糖を少なめにしてもほんのり甘くて野菜嫌いのお子様にもオススメです。
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