コロナ禍で、両親学級が開催中止になるケースが増えているようです。
開催されていても参加者を少なくしたり、時間を短くしたり……。
オンラインで開催する場合も通信環境の有無、接続人数に制限があるなどで、あまり多くの人に伝えられていないのが現状のようです。
そんなパパママをサポートしようと、一部市町村の健康福祉センターがYoutubeで動画をUPしているのをご存じでしょうか。
「オンライン両親学級」「パパママクラス」などで検索してみてください。
神奈川県の入間市や横浜市、愛知県東海市などの両親学級動画がUPされています。
今回はその中から、赤ちゃんのおむつの替え方について説明していきます。
| 1.おむつ替えの準備 |
| 1-1.おむつ替え台または座布団 |
| 1-2.バスタオルまたはシート |
| 1-3.おむつ |
| 1-4.お尻拭き |
| 1-5.着替え |
| 1-6.ビニール袋 |
| 2.現在の状況の確認 |
| 3.おむつ替えの仕方 |
| 3-1.赤ちゃんを寝かせます |
| 3-2.服を上に避けます |
| 3-3.新しいおむつを敷きます |
| 3-4.古いおむつを外します |
| 3-5.新しいおむつを履かせます |
| 3-6.服を着せます |
| 4.赤ちゃんの体調不良はウンチに出ます |
| 5.動画紹介 |
おむつ替えの準備
暑い季節や寒い季節は、冷暖房でお部屋の温度を調節しておきます。
赤ちゃんのおむつを替えるには、以下のグッズが必要です。
- おむつ替え台または座布団
- バスタオルまたはシート
- 布おむつとおむつカバー、または紙おむつ
- お尻拭き
- 着替え
- ビニール袋
おむつ替え台または座布団
赤ちゃんを寝かしておくスペースを確保します。
おむつ替え台、足元が開くタイプのベビーベッド、ない場合は座布団でも構いません。
おむつ替えテーブルのついているポータブルベビーベッドなどもいいでしょう。
バスタオルまたはシート
おむつ替え用のスペースに、バスタオルやシートなどを敷きます。
赤ちゃんはおむつ替えの途中でおしっこをすることがあります。
また、背中側からウンチがもれることもあるので、洗いやすく交換がしやすいものを敷いておきます。
おむつ
交換用の新しいおむつを用意します。
赤ちゃんのサイズにあったものを使いましょう。
紙おむつにはテープタイプとパンツタイプがあります。
産まれたばかりの赤ちゃんにはテープタイプを使います。
布おむつを使う場合は、おむつカバーが必要です。
お尻拭き
赤ちゃんのお尻拭きです。
1枚では足りないことがほとんどですから、取り出しやすいタイプだと便利です。
寒い季節用に、お尻拭きを暖めておくグッズなどもあります。
着替え
背中から漏れてしまっている場合、着替えが必要です。
特に肌着はおしっこで濡れてしまったり、ウンチがついてしまったりするので、用意しておくといいでしょう。
ビニール袋
使用済みのおむつとお尻拭きを入れるためのビニール袋です。
臭いを外に漏らさないビニール袋もあります。
現在の状況の確認
赤ちゃんが今つけているおむつが、どういう状態かを確認します。
- おしっこか? ウンチか?
- 背中や股の部分に漏れはないか?
おしっこかウンチかでお尻拭きを使う枚数が変わりますし、漏れがあった場合は着替えを用意する必要があります。
おむつ替えの仕方
赤ちゃんを寝かせます
ベルト付きのおむつ替え台の場合、赤ちゃんの腰を固定しておきます。
服を上に避けます
赤ちゃんの着ているベビー服や肌着を、腰より上にまるめておきます。
新しいおむつを敷きます
新しく履くおむつを、古いおむつの下に重ねます。
ウンチがついてしまいそうなときは、赤ちゃんの足首をつかんで足を曲げさせ、お尻を浮かせます。
古いおむつを外します
赤ちゃんの足首を上に持ち上げてしまうと、股関節が脱臼する可能性があります。
足を曲げさせるようにして持ち上げましょう。
・紙おむつ(テープタイプ)の場合
古いおむつのテープを外してお尻を拭き、古いおむつを取り除きます。
・紙おむつ(パンツタイプ)の場合
古いおむつの両脇を破ってお尻を拭き、古いおむつを取り除きます。
・布おむつの場合
おむつカバーと古い布おむつを外してお尻を拭き、古いおむつを取り除きます。
赤ちゃんが女の子の場合は、前から後ろに拭きます。
赤ちゃんが男の子の場合は、裏側など隠れやすい部分まできれいに拭きます。
新しいおむつを履かせます
新しいおむつを履かせます。
ベビーパウダーなどを使う場合はここで使います。
服を着せます
腰より上でまるめておいた服を整えます。
赤ちゃんの体調不良はウンチに出ます
赤ちゃんの体調が悪いとき、ウンチの色や形状が普段と違うことがあります。
母子健康手帳にも色見本がついていますが、ウンチが白っぽいときは病気である可能性があります。
画像などに残しておいて、診察の際に確認してもらうといいでしょう。
以前は使用済みおむつを持ってきてほしいと言われることもあったようですが、最近では院内感染予防の観点から持ち込みません。