コロナ禍で、両親学級が開催中止になるケースが増えています。
オンラインや少人数で開催するケースもあるようですが、人数が限られているため、Youtubeで動画を配信する市町村が増えてきました。
「オンライン両親学級」「パパママクラス」などで検索してみてください。
両親学級動画がUPされています。
今回はその中から、赤ちゃんのミルクの作り方・ゲップのさせ方を説明していきます。
| 1.ミルクを作る前の準備 |
| 1-1.育児用ミルク |
| 1-2.消毒したほ乳瓶 |
| 1-3.70度以上のお湯 |
| 1-4.冷却用のボウル |
| 2.ミルクの作り方 |
| 2-1.手を洗います |
| 2-2.粉ミルクをはかってほ乳瓶に入れる |
| 2-3.2/3の量のお湯で溶かす |
| 2-4.できあがりの量までお湯を入れる |
| 2-5.人肌の温度まで冷ます |
| 2-6.飲ませる |
| 3.ゲップのさせ方 |
| 3-1.自分の肩にガーゼを乗せます |
| 3-2.赤ちゃんを縦だっこする |
| 3-3.あごを肩に乗せるように抱く |
| 3-4.背中をトントンと軽く叩く |
| 3-5.背中を下から上にさする |
| 4.動画紹介 |
ミルクを作る前の準備
母乳が足りないとき、赤ちゃんが頻繁に起きてしまうなど飲み足りなさそうなときにミルクを使います。
- 育児用ミルク
- 消毒したほ乳瓶
- 70度以上のお湯
- 冷却用のボウル
育児用ミルク
粉末、液体、キューブなど、さまざまなタイプがあります。
一般的なものは粉末タイプです。付属の計量スプーンですり切りして計ってください。
液体タイプのミルクは地震など、お湯がわかせない・水がないときに役立ちます。
防災用品の一つとして、用意しておいてもいいでしょう。
消毒したほ乳瓶
赤ちゃんの免疫は3か月頃から6か月頃にかけて強くなってきますが、メーカーによると、生後1年くらいはほ乳瓶の消毒をした方がいいそうです。
消毒方法には以下のものがあります。
- 薬剤でつけ置き消毒する方法
- 煮沸消毒
- 電子レンジを使った消毒
70度以上のお湯
熱すぎると赤ちゃんがやけどをする・冷ますのに時間がかかるなどのデメリットがあります。
ミルクを溶かすのにちょうどいい温度は70度。
70度をキープするポットなどもありますので、上手に使っていきましょう。
冷却用のボウル
ほ乳瓶を人肌まで冷ますために使います。
流水で冷やしても構いません。
ミルクの作り方
手を洗います
必ずせっけんできれいに手を洗いましょう。
ミルクをはかってほ乳瓶に入れる
どれくらい飲ませるのかを決め、それにあわせてミルクを作ります。
2/3の量のお湯で溶かす
ミルクが溶け残らないように、お湯でしっかり溶かします。
できあがりの量までお湯を入れる
分離しないように混ぜます。
人肌の温度まで冷ます
流水で冷やす、水を入れたボウルに入れるなどして冷まします。
手首の内側に数滴たらして、人肌の温度になっているか確認します。
飲ませる
ほ乳瓶の乳首を付けて飲ませます。
シリコン製、ゴム製など種類があるので、赤ちゃんの吸いつきのいいものを選びましょう。
飲ませるときは空気が入らないよう、角度をつけて飲ませます。
ゲップのさせ方
ミルクを飲ませた後はゲップをさせます。
赤ちゃんが寝ている間に吐き戻しをすると、喉に詰まってしまうことがあります。
5分間ほど試してみて出ない場合は顔を左右どちらかに向ける、背中にバスタオルを入れて横向きにするなどして、気管に詰まらないようにします。
自分の肩にガーゼを乗せます
赤ちゃんがミルクを吐き戻す可能性があるため、ガーゼやタオルを敷いておきましょう。
赤ちゃんを縦だっこする
頭の後ろに手を当てて起こし、お尻を支えて縦に抱っこします。
あごを肩に乗せるように抱く
縦だっこのまま、肩にもたれさせます。
背中をトントンと軽く叩く
背中をやさしく叩くと、ゲップが出ます。
背中を下から上にさする
または、背中を下から上にさすり上げてあげましょう。