アップリカのフォームフィットは1歳から11歳と長期にわたって使用できるお財布にやさしいロングユースなチャイルドシートです。
どうしてそんなに長く使えるの?
チャイルドシートって11歳まで使わないといけないんだっけ?
1歳まではどうするの?
といった疑問の声が聞こえてきそうですね。
そういった声にお応えしつつ、フォームフィットをご紹介していきます。
フォームフィットのカラーバリエーション
フォームフィットは「ラズベリーローズ(RD) 2022365」と「ピーコックブルー(NV) 2022364」の2色展開で発売されました。
2018年7月下旬に新色の「スチールブラック(BK) 2047647」が追加になりました。
「ラズベリーローズ」と「ピーコックブルー」は派手目の差し色が入っており苦手な人もいるかもしれませんが
新色の「スチールブラック」はブラックとグレーを使ってシックに仕上げられているので男の子でも女の子でも、どんな車にも合わせやすいカラーになっています。
フォームフィットのスペック
対象年齢: | 1歳~11歳頃 |
対象体重: | 9kg~36kgまで |
対象身長: | 70cm~145cm |
サイズ: | 幅44cm~48.5cm×奥行51.8cm~58cm×高さ64.4cm~82.2cm |
重量: | 約12.4kg |
安全基準: | UN規則(UN-R44/04)適合 |
取付方法: | ISOFIXのみ装着可能 |
ヘッドレストの高さ調節: | 9段階調節 ※背もたれの横幅はヘッドレストに合わせて自動で広がります。 |
保証: | お買い上げ日から1年間のメーカー保証 |
メンテナンス: | 手洗い可能、一部洗濯機洗い可能 |
1歳から11歳まで長く使えるヒミツ
それは、子供の体に合わせてチャイルドシートが伸び縮みして体にしっかりフィットさせられるから、これ1台で1歳から11歳まで長く使い続けることができるんです。
伸び縮みするってどういうこと?
子供は1歳から11歳までの10年間であっという間に成長します。
(※1)一般的な子供の成長曲線より
1歳児は身長「 70cm~ 80cm」、体重「7.5kg~11kg」位
11歳児は身長「130cm~160cm」、体重「25kg~60」位
1歳児が使用するチャイルドシートに11歳の小学生が座る事はまずできません。
縦にも横にも大きくなった小学生が座るには窮屈すぎますよね。
そこでフォームフィットはヘッドレストが上に伸びるとの同時に、背もたれの横幅も自動で広がる作りになっているのでお子様の成長に合わせてヘッドレストを調節すれば、横幅も自動で広がり、お子様の体に合った正しいサイズで使用する事ができるんです。それもなんとレバー1つで簡単に調節できるんです。
そもそもチャイルドシートって11歳まで必要なの?
法的には必要ありません。
日本の法律(道路交通法第71条の3第3項)では6歳未満(6歳の誕生日を迎えるまで)はチャイルドシートの着用が義務付けられています。
それなら11歳までのチャイルドシートって必要ないんじゃないの?と思いますよね。
それには理由があるんです。
車の大人用シートベルトは身長が約135cm~140cm以上の人に対して有効性が発揮されるように設計されています。
つまり、6歳以上でも135cm未満の子供は大人用シートベルトでは安全を確保できない可能性があるということです。
そのため、6歳を過ぎても子供の安全を確保するためにはチャイルドシートを使い続けることが必要なのです。
でもどうして11歳なの?
先程(※1)で示した成長曲線を見ると身長が135cmを超えるのが遅くても11歳頃というデータがあるので11歳に設定されているようです。
実際には11歳になる前に、子供の成長がチャイルドシートの使用期間(体重36kgまで、身長145cmまで)を超えるケースがほとんどだと思います。
それでは1歳まではどうするの?
子供が1歳になるまでの間は新生児専用のベビーシートを使います。
ベビーシートがオススメな理由
・新生児に特化したベビーシートだから安全面においてより安心
乳幼児期の体に合わせて作られているため体にしっかりフィットするので安心です。
乳児幼児兼用チャイルドシートだと新生児から4歳頃までの子供が使えるように作られているので若干大きく感じることもあります。
・キャリーとしても使え赤ちゃんを起こさず部屋まで連れて行ける
ベビーシートのほとんどはキャリータイプになります。車で眠った赤ちゃんを起こさずにそのまま部屋の中まで連れて行けるのはうれしいですね。
さらにゆらゆらロッキングとしても使えるので出先で赤ちゃんをあやす事もできます。
・シンプルで軽量
後向きでしか取り付けをしないベビーシートは作りもシンプルでとっても軽く作られています。
ただし、毎回シートベルトを使って車に取り付ける必要があるので面倒に感じる人もいるかもしれませんが慣れると1分もかからず取り付けできるようになります。
・ISOFIXベースやベビーカーと連携できるトラベルシステム対応もある
対応するISOFIXベースを使えば、車への取り付けがワンタッチできるタイプもあります。また、最近ではベビーカーに取付ができるベビーシートもあります。これを使えば、車から家、車からベビーカーへの載せ替えで赤ちゃんを起こしてす心配がありません。
おすすめポイント
それではフォームフィットのおすすめポイントを見ていきましょう。
誰でも簡単に確実に取付ができます
ISOFIXを採用しているフォームフィットは車への取り付けがとっても簡単です。
【手順1】
チャイルドシートに付いているISOFIXバーを車のシートに差し込みます。
カチッと音がして、インジケーターが赤から緑に変わります。
【手順2】
チャイルドシートから出ているフック(トップテザー)を車のシートの後ろ側にあるフックを取り付ける場所に引っ掛ける
これだけです。
どちらの手順も簡単で、誰でも確実に装着する事ができます。
シートベルトで固定するタイプのチャイルドシートは、シートベルトをチャイルドシートの後ろを通して、チャイルドシートをグリグリと押さえつけながらシートベルトを締め付けて行かなければなりません。
この作業は目で見て確実に固定できていると判断し辛いところがあり、人によってはうまく固定できていない場合も多いと聞きます。
ISOFIXタイプなら、ISOFIXバーにはインジケーター(印)が付いていて、確実に取付できたかどうか目で見て分かるようになっている点も安心ですね。
※ISOFIXバーとトップテザーは2012年(平成24年)の7月以降に制作された車へは標準装備となっています。
※ISOFIX取り付け装置が付いていないお車へはフォームフィットは残念ながら取り付けができません。シートベルトによる固定ができない商品となっています。
ミニバン乗りのパパ・ママにおすすめ!!
ミニバンなら車内が広いからどんなチャイルドシートでも良いんじゃない?と思うかもしれません。
いえいえ、そんなことないんです。
ミニバンでの使い勝手の良い面、悪い面があるんです。
フォームフィットがミニバンにおすすめな理由 その1
アンカーフックのおかげでシートのスライドが楽々、足元スッキリ!
人の乗り降りや子供の乗せ降ろしのために座席をスライドさせることが多いのがミニバンです。
レッグサポート(チャイルドシートの前に付いている太くてゴツイ支柱)付きのチャイルドシートではシートをスライドさせるたびにレッグサポートを縮める必要があります。そのままだと引きずる事になり車を傷めてしまいます。
スライドさせるたびにレッグサポートを毎回毎回伸び縮みさせるのは面倒ですよね。
アンカーフック式のフォームフィットはレッグサポートが無いのでシートをスライドさせ放題です。
また、足元がスッキリするので他の方の乗降の妨げにもなりません。
この点がミニバンにオススメな一番の理由です。
フォームフィットがミニバンにおすすめな理由 その2
座面の高さが低い
流行の回転タイプのチャイルドシートに比べ子供の座る位置が低くなります。
運転手の後方視界も良くなりますし、3列目に座る人の視界もスッキリです。
また後席用エアコンの吹き出し口からも遠くなり、直接当たらなくなります。
流行は回転タイプのチャイルドシートだと思います。売り場に行っても回転タイプが沢山並んでいます。
確かに、セダンやコンパクトカーだったら回転タイプの方が乗せ降ろしが楽だと思います。
車の外に立つパパやママの方に回転させれば乗せ降ろしが楽ですよね。
ミニバンにはスライド扉があります。
開口部が広く、またチャイルドシートの前も広々していてママやパパが入るスペースは十分にあります。
回転しなくても乗せ降ろしに困る事はありません。
背もたれの角度が変わる「ムービングシート」で快適
フォームフィットは背もたれを3段階でリクライニングさせることができます。
一般的なチャイルドシートは座面と背もたれの角度は一定のままシート全体が角度を変えていました。
フォームフィットはリクライニングすると座面が前後するので角度も大きくとる事ができ、快適な姿勢が保てます。
しっかりした姿勢をサポートする「ぴたっとクッション」
3歳になるまで子供の姿勢をサポートしてくれるぴたっとクッションを使う事で体にぴったりフィットし姿勢が崩れにくくなります。
洗えるシートカバー
お菓子をこぼしたり、ジュースをこぼしたり、汚れがたまるシート部分が簡単に取り外せて手洗いする事ができます。
いつでも清潔に保つことができるので衛生的です。
※一部、洗濯機洗いが可能です。
取り外し不要なハーネスベルト
子供の体重が15kg~36kgまでの間では「ジュニアシートモード」として使う事ができます。
ジュニアシートモードではチャイルドシートに付いている子供用シートベルトは使わずに、車に付いている大人用シートベルトを使います。
不要になった子供用シートベルトとバックルを取り外すことなく、シートの中に収納できるので部品をなくす心配もありません。
お財布にもやさしいフォームフィット
今、売り場に行くと各メーカーの主力商品のチャイルドシートは3万円位から高いものは8万円位するものまであります。
どのメーカーも回転タイプで使用期間が新生児から4歳までのタイプになります。
これから赤ちゃんが産まれる人、産まれたばかりの人がお店にチャイルドシートを見に行くと、大体この辺りを勧められると思います。
どれも新生児の赤ちゃんが安全に快適に過ごせるような機能が付いたチャイルドシートです。
でもちょっと待ってください。
意外と赤ちゃんから6歳になるまでの間に必要になってくるチャイルドシートについて説明しださる販売員さんは少ないかもしれません。
そこでチャイルドシートの費用について考えてみました。
赤ちゃんが産まれてから6歳になるまで(チャイルドシートが要らなくなるまで)に必要なチャイルドシートは次のようなパターンがあります。
パターン1
ベビーシート :新生児~1歳頃まで
(約3万円程度)
↓
チャイルドシート :1歳頃~4歳頃まで
(約5万円程度)
↓
ジュニアシート :4歳頃~6歳頃まで
(約1万6千円程度)
合計 9万6千円程度
パターン2
チャイルドシート :新生児~4歳頃まで
(約5万円程度)
↓
ジュニアシート :4歳頃~6歳頃まで
(約1万3千円程度)
合計6万3千円程度
パターン3
ベビーシート :新生児~1歳頃まで
(約3万円程度)
↓
フォームフィット :1歳頃~11歳頃まで
(約3万5千円程度)
合計 6万5千程度
一番安いのはパターン2の産まれてからチャイルドシートを使い、大きくなったらジュニアシートを使うといったパターンです。
パターン3のフォームフィットを使うパターンとそれほど金額的には変わりません。
でも、ここで1,2年の間に2人目を出産したとしたらどうでしょう。
パターン2(二人目が産まれたら)
パターン2の場合は、1人目の子供がチャイルドシートを使っているときに、もう一つチャイルドシートが必要になります。
そしてジュニアシートも同じく2つ必要になりますね。
チャイルドシート×2個
(約10万円)
ジュニアシート×2個
(約2万6千円)
合計12万6千円程度
大きい出費ですね。
パターン3(二人目が産まれたら)
パターン3の場合は、2人目が生まれたときにはベビーシートが余っているので1歳になるまでは買い足す必要がありません。
1年後に赤ちゃんが1歳になった時、同じくフォームフィットを購入したり、他の1歳から使えるチャイルドジュニアシートを購入したりしても良いでしょう。
ベビーシート×1個
(約3万円)
フォームフィット×2個
(約7万千円)
合計10万円程度
パターン2とパターン3の差額は2万6千円となりました。
レンタルという選択肢もある
さらに費用を抑えようとするならベビーシートは購入せずにレンタルするといった方法もあります。
ベビーシートは1年間1万円位でレンタルできます。
こうして先々の事も考えるとフォームフィットを使う事でチャイルドシートにかかる費用を抑えることもできるんですね。
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アップリカのフォームフィットについていろいろとお話ししてきました。
1歳から11歳頃まで長く使えるフォームフィットは今までのチャイルドシートとは違った特徴を持った商品です。
子供ができてミニバンに乗り換えた私にも使い勝手の良い商品でした。
この記事がこれからチャイルドシートを購入しようと検討しているパパ・ママの参考になったらうれしいです。
https://www.youtube.com/embed/k2mMpVrpnk8
フォームフィットの取り付け車種一覧表
取付可能な車種については、アップリカの公式ページでお調べください。
https://www.aprica.jp/products/childseat/attach/
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