赤ちゃんの肌に触れるものは常に清潔にしておきたいし、使用する洗剤などにもこだわりたいと考えているママやパパは多いと思います。
そんな中、意外と見落としがちなのがベビーカーです。
ベビーカーのシートやカバーは赤ちゃんの汗やよだれ、食べこぼしなどで汚れやすい部分。
でもあまり洗濯したことがないという方や、どうやって洗濯したらいいのかわからないという方が多いようです。ここでは、ベビーカーのお手入れ方法についてお伝えします。
取り外せる部分は丸洗いですっきり!
最近のベビーカーは、シートやクッション、ベルト部分のカバー、フロントガードのカバーなどを取り外して洗えるようになっているものが多いです。
まずはお使いになっているベビーカーの取扱説明書などで、どの部分を取り外し可能なのか、どうやってお手入れすれば良いのかを確認しましょう。
洗濯表示(タグに描かれている洗濯機マークや手洗いマーク)があれば、それに従った洗濯方法を選びます。
・洗濯機で洗う場合
洗濯機で洗えるものの場合は、ほつれや型崩れを防ぐためネットに入れて洗濯します。
色落ちすることがあるので、ほかの洗濯物とは分けて単独で洗いましょう。
赤ちゃんの肌に触れるものなので、漂白剤などが含まれない中性洗剤を使用します。
・手洗いする場合
手洗いのみ対応のものの場合は、おしゃれ着用の中性洗剤を溶かしたぬるま湯に漬けて、優しく押し洗いしてから、洗剤が残らないようしっかりとすすぎ洗いします
型崩れを防ぐため、強くもみ洗いするのは控えましょう。
洗濯機で洗った場合も、手洗いした場合も十分にすすぎ、タオルなどで軽く乾拭きした後、形を整えて風通しの良い場所で平干しします。
取り外せない部分は拭き掃除
日よけやカゴ、ベルトなど取り外せない部分のお手入れは、ぬるま湯で拭き掃除します。
汚れが気になる場合は、おしゃれ着用の中性洗剤をぬるま湯に溶かし、ブラシやスポンジで軽くこすり洗いしましょう。
洗剤を使用した場合は、洗浄成分が残らないようしっかりと水拭きしてから乾拭きで仕上げます。
フレームや車輪は、砂や泥、ほこりなどが付着しやすい部分です。
これらの汚れについては、固く絞ったタオルなどで小まめに水拭きすることをおすすめします。
赤ちゃんに直接触れる部分ではありませんが、放っておくとスライド部分の動きが悪くなることもあります。
がんこな汚れにはクリーニング
ベビーカーのお手入れは自分でもできますが、子育て中は何かと忙しく、なかなかそこまで手が回らないという方も多いと思います。
「気づいたらシートやクッションにカビが……!」などというケースも少なくありません。
そんなときにおすすめなのが、ベビーカー専門のクリーニングサービスです。
布部分の洗濯や車体の清掃などすみずみまでメンテナンスしてくれるので、すっきりときれいな状態にすることができます。
使わなくなったベビーカーをほかの方に譲るときなどにも便利ですよ。