季節の変わり目になると、急激な気温の変化で風邪をひきやすくなります。
大正製薬の風邪薬、パブロンのサイト「かぜに愛情レシピ」で
風邪のときに食べやすいご飯のレシピが紹介されています。
風邪のひきはじめに
風邪のひきはじめには、寒気が出ることが多いです。
身体を温めるレシピとして、以下のような10種のメニューが紹介されています。
- たっぷり長ネギの酸辣湯風
- 参鶏湯風スープ
- トマ玉うどん
- ジンジャーポトフ
しょうが(ジンジャー)は、身体を温める効果が高いと言われています。
身体を温めるには根菜を食べることも効果的です。
根菜をたくさん食べることができる料理と言えば、
豚汁やほうとうなどもいいですね。
和食メニューがお好きな方には、豚汁をおすすめします。
豚汁は大根、ニンジン、ゴボウ、サトイモやサツマイモ、
薄切りの豚バラ肉を水・だし・酒・味噌
(他に砂糖やみりんを入れるご家庭もあります)で煮て、
最後にネギを乗せます。
豚肉には疲労を回復するビタミンB1が含まれており、
栄養がとりやすい一品です。
風邪の症状がつらいときに
風邪の症状が進んでくると、胃腸も弱ってきます。
消化しやすい食事を食べましょう。
- なめらか豆腐としょうが風味の卵あんかけご飯
- 長芋と豚団子入り薬味スープにゅうめん
- 湯豆腐鶏そぼろあんかけ
- かぶと鮭のあんかけ
飲みこみやすいように豆腐を使ったり、とろみをつけたりしたメニューが
12種類紹介されています。
紹介されているメニューに湯豆腐がありますが、
湯豆腐を食べた後におじやを作るのもいいでしょう。
おじやは、スープや鍋のつゆにご飯を入れて煮た後、とき卵を入れます。
鍋やスープをご飯がよく吸います。
濃い味に慣れている人には薄味に思えるかもしれませんが、
風邪のときは味覚や嗅覚も弱っているので、濃い味は避けた方が無難です。
治りかけの風邪に
体力が戻ってきて、お肉なども食べられるようになる頃です。
さっぱりと食べられるメニューが11種類ほど紹介されています。
- 豚肉と小松菜のみぞれ煮
- あじ、れんこん、なすのおろし中華南蛮
- 梅おろしうどん
- 鶏団子と白菜、春菊の煮物
温かいものが食べたいときは、鍋に白菜と豚バラ薄切りを交互に敷き詰めた
ミルフィーユ鍋などもオススメです。
だしと酒で味をつけましょう。
白菜の甘さと肉のうまみが出るので、薄味でも十分です。
濃い味が好きな人は、しょうゆやショウガ、塩などで好みの味をつけましょう。
夏風邪に
夏の暑い時期は台所で火を使うだけで汗だくになってしまいます。
風邪をひいて熱っぽいなら、なおさらですよね。
- トマトのとろけるパンスープ
- ひんやり かぼトマスープ
- さっぱり冷や汁
- やわらかヨーグルトチキン
さっぱりと食べられるメニューが4種類紹介されています。
やわらかヨーグルトチキンにカレー粉を入れて、
タンドリーチキン風にしてもいいですね。
水晶鶏もオススメです。
鶏の胸肉を一口大に薄く切り、片栗粉をまぶして茹でます。
水菜やレタス、茹でたもやしやえのきと一緒にポン酢で食べれば、
さっぱりと食べられます。
豚バラの薄切りを茹でる冷しゃぶもいいですね。
どちらも茹でずに電子レンジで調理することもできます。
(鶏肉や豚肉は生で食べると危険ですので、火が通っているか、必ず確認しましょう)
子供の風邪に
子供が風邪をひいたときは、栄養はもちろん、食べやすいことが大切です。
薬を飲ませるために、プリンやアイスクリームを食べさせる人も多いですね。
- <離乳食レシピ>ヨーグルトバナナアイス
- <こどもごはん>バナナ&かぼちゃのくるくるロール
- <こどもごはん>簡単もものコンポート
- <こどもごはん>ふんわりささみ親子丼
パブロンのサイトでは、以上の4種のレシピが紹介されています。
離乳食期の子供は食べられるものが限られているため、
メニューを考えるのが難しいと思います。
卵やしらす、豆腐、うどんを使ったメニューが向いているでしょうか。
ただし初めて食べさせるものは、避けた方がいいでしょう。
卵や小麦などはアレルギーが出る可能性があります。
パブロンの「かぜに愛情レシピ」サイトでは、
栄養補給に向いている食材なども紹介されています。
栄養のある食べ物で、季節の変わり目を乗り切りましょう。