赤ちゃん用ミルク、どんな種類があるの?【粉ミルク・液体ミルク・固形ミルク】

赤ちゃんのミルク

赤ちゃんが飲むミルクは、形状や赤ちゃんの月齢や目的にあわせて、さまざまな種類があります。

 

 1.赤ちゃんが飲むミルク、どんな形状(タイプ)があるの?
   1-1.粉ミルク
    1-1-1.粉ミルクのメリット
    1-1-2.粉ミルクのデメリット
    1-1-3.なぜ70度以上のお湯で溶かさなくてはいけないの?
  1-2.液体ミルク
    1-2-1.液体ミルクのメリット
    1-2-2.液体ミルクのデメリット
  1-3.固形ミルク
    1-3-1.固形ミルクのメリット
    1-3-2.固形ミルクのデメリット
 2.赤ちゃんの月齢や目的に合わせたミルクって?
  2-1.乳児用ミルク
  2-2.治療用ミルク
  2-3.フォローアップミルク
 3.関連商品
 4.関連記事

赤ちゃんが飲むミルク、どんな形状(タイプ)があるの?

赤ちゃんが飲むミルクを形状でわけると、3種類のタイプがあります。

  • 粉ミルク
  • 液体ミルク
  • 固形ミルク

それぞれのミルクについて説明していきます。

粉ミルク

粉ミルク

昔からある粉末タイプのミルクです。
缶入りのものを思い出す方が多いでしょうが、スティックタイプの粉ミルクも発売されています。

粉ミルクのメリット

  • 購入しやすい
  • 缶入りなど、赤ちゃんが多くミルクを飲むときに便利
  • 開封前なら賞味期限が12ヶ月~18ヶ月と長い(開封後は約1ヶ月)

粉ミルクのデメリット

  • 70度以上のお湯が必要
  • 粉ミルクを溶かしたあと、冷まさなくてはいけない
  • 荷物が多くなる
  • 計量が必要

なぜ70度以上のお湯で溶かさなくてはいけないの?

粉ミルクは70度以上のお湯で溶かした後、赤ちゃんが飲める人肌くらいの温度まで冷まさなくてはいけません。
お湯の温度が低いと雑菌などが残ってしまい、赤ちゃんが食中毒を起こしてしまうことがあるためです。
ほ乳瓶は必ず消毒するようにしましょう。

液体ミルク

液体ミルク

海外ではよく使われている液体ミルクですが、数年前、日本でも発売されました。
お湯がなくても飲めるため、防災用品として用意しているご家庭が多いようです。
紙パックタイプの液体ミルクと、缶入りの液体ミルクが発売されています。

液体ミルクのメリット

  • 常温で飲める
  • 常温で保存できる
  • 計量がいらない
  • 水が不要なので災害時などにいい
  • 手軽

液体ミルクのデメリット

  • 購入できる場所が限られている
  • 粉ミルクに比べると割高
  • 賞味期限が短め(紙パックタイプ:約6ヶ月、缶入りタイプ:約12ヶ月)

固形ミルク

固形ミルク

粉ミルクをキューブ状に固めたものです。

固形ミルクのメリット

  • 計量がしやすい
  • 持ち運びやすい

固形ミルクのデメリット

  • 購入できる場所が限られている
  • 粉ミルクに比べると割高
  • 溶けにくい

 

赤ちゃんがミルクを飲む機会が多いご家庭なら、粉ミルクをオススメします。
おでかけの際などは固形ミルクがあると便利です。
災害時は水道やガスや電気が使えないことがあります。
災害用の備蓄としては液体ミルクを用意しておくといいでしょう。

赤ちゃんの月齢や目的に合わせたミルクって?

大きく分けると3つに分けられます。

  • 乳児用ミルク
  • 治療用ミルク
  • フォローアップミルク

乳児用ミルク

新生児~12ヶ月ごろに飲むミルクです。
赤ちゃんの消化に合うように、たんぱく質、脂質、糖質、ミネラルなどを成分調整したもので、母乳の代わりとして使われます。

治療用ミルク

赤ちゃんの体質や症状に合わせて成分調整したミルクです。
よく知られているのが、アレルゲンを除去したミルクでしょう。
他にも乳糖不耐症、脂質吸収障害症、先天性代謝異常症、食道逆流症、低出生体重児などに合わせたミルクがあります。

フォローアップミルク

離乳食を食べはじめたお子さんが栄養補助として、9ヶ月以降から3歳ごろに飲むミルクです。
たんぱく質、鉄、カルシウム、リン、ビタミンDなどを強化したもので、通常の粉ミルクより脂質が抑えられています。

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