ベビーカーでバスに乗るとき、以前は折りたたんで乗ることがほとんどでした。
しかし最近では、折りたたまずに乗るようにアナウンスされることが増えてきました。
ベビーカーはたたんだ方がいい? どこに置けばいい? どう設置する?
バス会社によって回答はさまざまです。
パパ・ママが悩みがちな、ベビーカーでのバスの利用についてまとめてみました。

| 1.ベビーカーでバスを利用する際の手順 |
| 1-1.ベビーカーマークとは? |
| 2.バスに乗るときはベビーカーをたたむ? たたまない? |
| 3.ベビーカーの向きは? |
| 4.ベビーカーの固定方法は? |
| 5.各バス会社での案内 |
ベビーカーでバスを利用する際の手順
- 運転手さんに、ベビーカーで利用したいということを伝えます
- ベビーカー用補助ベルトがある座席に移動します※1
- 進行方向に対して後ろ向きにベビーカーを置いて、タイヤのストッパーをかけます
- 赤ちゃんをベビーカーに乗せたまま、ベルトでしっかり固定します
- 補助ベルトでベビーカーのハンドルを固定します
- 目的地についたらベルトを外して降ります※2
※1 2人乗り用ベビーカーのときは、補助ベルトを2本使用することがあります。
※2 後ろドアから降りるときは運転手さんに声をかけます。
乗車や降車で困っているときは遠慮せずに手助けをお願いしましょう。
ベビーカーマークとは?

バスにベビーカーマークがついているか、確認しましょう。
バスの正面、ドア横、優先座席にベビーカーマークが貼られていることが多いようです。
ベビーカーマークがついているバスは、基本的にはベビーカーを開いたままで乗車できます。
ただし、以下のように乗車できないケースもあります。運転手さんに確認しましょう。
- 2人乗り用ベビーカーでの乗車
- 車いすの乗客がいる
- すでにベビーカーで乗車している人がいる
- 夜行バス、観光バスなど

※エスカレーターなど、ベビーカーが利用できない場所であることを示すマークもあります。
バスに乗るときはベビーカーをたたむ? たたまない?
ベビーカーでバスを利用する際は、周囲との接触や運行の妨げにならないように気を付けましょう。
たたむと不安定になるため、たたまずに乗ってほしいという運転手さんもいるようです。
一方で、状況によっては折りたたんでの利用や着席をお願いされることもあります。
市バスや観光バス、高速バスなど、バスの種類によっても乗り方が違います。
観光バスや高速バスは予約する際に確認をしましょう。
高速バスについては、夜行バスではなく、昼運行のバスをオススメされることが多いようです。
市バスは運転手さんに確認しましょう。
ベビーカーの向きは?
バスの進行方向に対して、後ろ向きに設置します。
ベビーカーの固定方法は?
1人用優先座席に補助ベルトがついていることが多いです。
補助ベルトのある座席に横づけし、ベビーカーのタイヤをロックします。
補助ベルトでベビーカーのハンドルを固定しましょう。
バスは急ブレーキをかけることがあるため、ベビーカーから手をはなさずに乗りましょう。
降りるときは、バスが止まってから補助ベルトをはずしてください。
各バス会社での案内
■【京成バス】バスの乗り方「ベビーカー編」
【都営バス】ベビーカーでの乗車方法
【京王バス】ベビーカーでの乗り方
【神奈川中央交通バス】バスの乗り方について>ベビーカーをご利用のお客様へ
国土交通省 ベビーカーの安全な使用のために(PDF/3.96 MB)
なるべく混まない時間を利用する、混雑してきたら折りたたむなど、なにかと気を使うことが多いのが赤ちゃん連れでのバス利用です。
赤ちゃんと公共交通機関を使うときは、同伴者がいると心強いでしょう。

